偏心率(ヘンシンリツ)の意味・解説
偏心率とは、建物の「重心(質量の中心)」と建物の「剛心(建物の一番強い部分)」が、どの程度ずれているかを示す指標をいう。
地震による力は建物の「重心」に最もかかる。一方、建物は地震の力に抵抗するため「剛心」を中心に回転しようとする。このため、重心と剛心のずれが大きいと、地震力を重心に受けた建物が剛心の周りを回転する動きをし、ねじれが生じて建物が損傷しやすくなる。
偏心率は、建築設計時に建物構造の安全性を確認する項目の一つで、建築基準法施工令で建物の構造や規模に応じた計算方法や基準などが定められている(建築基準法施行令第82条の3第2号・第82条の6第2号)。
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