――まず、インフルエンザが疑われる場合、どのような症状が出たら病院で受診すべきですか?
インフルエンザの症状は、感染してから発症まで1~3日ですから、会社や学校などでインフルエンザが流行して、高熱、全身倦怠感、関節痛、咳、鼻水、咽頭痛があれば疑われます。しかし、これらの症状はくしゃみ・鼻水・発熱・倦怠感などの症状を示す急性の呼吸器疾患(感冒)でも見られる症状でもあります。
感冒より高熱の場合は、可能性がありますが、高熱を伴う感染症はインフルエンザに限った話でないので、まずは周辺で流行していないかどうかが大切です
――なるほど。周りで流行っていれば注意する必要があるということですね。では、一人暮らしでインフルエンザになった場合、どのような過ごし方がよいでしょうか
安静にして、十分な睡眠が必要です。さらに、食欲がなければ、水分と塩分を補給しましょう。高熱で倦怠感が強いときには、一時的に解熱剤で熱を下げてもよいかもしれません
――一人暮らしでインフルエンザにかかったときに備えて、どんな食品を常備しておくべきでしょうか
高熱で食事がとりにくい状況になると、脱水症がもっとも心配すべき状態です。スポーツ飲料、レトルトのおかゆに梅干し、お湯を注ぐだけの野菜スープなど、塩分と水分が取れる料理が望ましいですね。可能なら、塩分濃度がスポーツ飲料より濃い経口補水液が望ましいでしょう。果物もビタミンCを含み、炎症による活性酸素を抑えてくれます
――簡単に調理できて、水分と塩分が摂れ、さらに保存のきく食品を備えておくとよさそうですね。食事以外で普段から準備しておくとよいことはありますか?
まずは、ゆっくり休める環境を整えることです。市販薬で良いと思いますが、解熱剤を用意したり、人に感染させないようにマスクなどを用意しておくこと。また、空気が乾燥すると喉の傷みが増すので、可能なら加湿器や、頭や体を冷やす保冷剤なども準備しておきましょう
インフルエンザにかかってしまってから買い物に出かけるのは、なかなかしんどいもの。レトルトやフリーズドライの食品ならば保存もきくので、なるべくなら常備しておきたい。常備していなかった場合は、コンビニやスーパーなどの食品宅配サービスに頼るのもありだ。
また、インフルエンザのみならず感染症は、会社や学校、さらには通勤通学の途中で感染する可能性が高い。日ごろから健康体を維持し、外出の際にはマスクをするなどの対策も施し、この冬を快適に過ごそう。
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