新宿駅はJR各線に加え、小田急電鉄や京王電鉄、東京メトロ、都営地下鉄の各線が通っている。トップ15に最も多く登場した路線は6駅がランクインした小田急線で、1位・喜多見(きたみ)駅もその一つだ。
喜多見駅は今回の条件、「30分圏内」ギリギリの所要時間だが、家賃相場は6万円とリーズナブル。東京都の世田谷区と狛江市の境界に位置し、駅の西側は狛江市に含まれる。駅の高架下はスーパーや飲食店などが並ぶ複合商業施設になっており、保育園も開設されている。駅近辺にはスーパーや薬局、郵便局などが立ち並び、その周りには住宅地が広がっている。
ちなみに10位・成城学園前駅は喜多見駅から新宿方面へ1駅。急行が停まる成城学園前駅は新宿駅からの所要時間が喜多見駅より10分ほど短く、そのためもあってか家賃相場が8800円高い結果となった。
新宿駅からの所要時間がトップ15で最短だったのは11位の都営大江戸線・新江古田(しんえごた)駅。こちらは東京都の中野区・練馬区の境界に位置しており、北へ10分ほど歩くと西武新宿線の江古田(えこだ)駅にたどり着く。駅の周辺は住宅街となっており、江古田駅方面には日大藝術学部、武蔵大、武蔵野音大のキャンパスも。そのため学生が住みやすいワンルーム・1K・1DKタイプの賃貸物件も豊富にそろっている。

【画像1】10位の成城学園前駅(画像提供:街画ガイド)
今回のランキング17駅中、4駅を除いて東京都内の駅だった。3位には、JR中央線(快速)で新宿から9駅目の東小金井駅がランクイン。周辺は住宅街で小中高の学校も多く、さらに複数の大学が点在する学生の街でもある。
東小金井駅は、駅と駅をつなぐ高架下空間を活用してJR中央線沿線の魅力を高める「中央ラインモール構想」が進む三鷹駅~立川駅間にある駅。同プロジェクトの一環として昨年1月には「nonowa東小金井」が誕生した。さまざまなショップが並ぶ複合商業施設「nonowa」シリーズは、2013年に8位・武蔵境駅に、今年2月には5位・武蔵小金井駅にもオープンしている。今後もプロジェクトの進行につれて街の魅力アップが期待できる三鷹駅~立川駅間は、注目のエリアだろう。

【画像2】環八通り(画像提供:街画ガイド)
ランクインした駅を立地から見てみると、すべてが新宿駅を境にしておおむね西側という結果に。新宿駅の東側は赤坂見附や六本木といった都心部になるので、順当な結果と言えるだろう。さらに細かく見ると、トップ15のうち12駅は東京西部に弧を描いて走る環八通りの外側だった。新宿駅まで乗り換えなく行けてリーズナブルに住める街を探すなら、多くの駅がランクインした「小田急線沿線」か、「環八の外側」がキーワードといえそうだ。
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