NHKの連続テレビドラマ『あまちゃん』も、いよいよ今週最終回を迎える。あまちゃんですっかり注目を集めた「海女」という職業。もちろん、舞台である岩手県久慈市だけでなく、日本各地に「海女」の町があるのだ。たとえば三重県鳥羽市には、「ミス伊勢志摩」グランプリをとった美人海女がいたりして、ちょっとした話題になっている。
そこで今回は、日本中の関心を集める海女とはどんな人たちなのか、地域とどのように関わっているのか…、という点について、鳥羽市の担当者にお話を伺った。
アワビは1キロ5,000円ほどの値が付くため、3個獲って1万円程度。一夏で15~16日潜って100万円以上稼ぐ海女もたくさんいるという。ただ、潜水を繰り返すのはとてもハードで、漁期間が終わると10キロも痩せるそうだ。また、海産資源を獲り尽くしてしまわないよう、漁の時期や獲る貝の大きさが決められている。そういった体力面の問題、そして漁のルールをクリアしながら、何千年も海女という文化は続いてきたのだ。
さて、最近の『あまちゃん』人気は、海女への注目度にも影響を与えているのだろうか?
市では、海女と交流できるイベントも企画している。「ぐるとば」では、海女と一緒に料理をつくったり、海女とのおしゃべりを楽しみながら文化・歴史を知る、というプランがあり、海女のことをもっと知りたいという人にはうってつけだ。
一方で、海女はその数が減少傾向にあり、高齢化も問題視されている。しかし、対策は一筋縄ではいかないという。
昭和のはじめごろ、海女が観光の目玉として脚光を浴び、多くの絵はがきが出された時期もあったという。今回の海女人気が行きつく先とは一体どこなのか? 海女文化継承のためのよりよい仕組みづくりにもつながっていくのか…。
ちなみに、今後の動きについて「国の文化財指定に向け、準備を進めています」と市の担当者。最終的には世界遺産への登録を目指しているそうで、今後もますます海女から目が離せない。
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