いよいよ秋の行楽シーズン。大人たちにとってはゴルフやキャンプといったレジャーが、そして子どもたちにとっては「遠足」が楽しみな季節だ。
遠足といえばおやつが付き物。おこづかいを握りしめ、ワクワクしながら買い物をした人も多いはず。なかには、学校から「○○円」と設定されているにもかかわらず、お弁当の一部と称して、バナナなど果物をオマケに持ってくるツワモノがいたかもしれない。
そんな遠足のおやつだが、最近は「持参禁止」にしている小学校も多いという。果たして本当なのだろうか?
「はい。地域によってはおやつを廃止した小学校もあるようです」
と話すのは、現役の小学校教諭であるYさん(32歳)。その理由は、健康的な食事を促す教育、いわゆる“食育”のためにおやつが禁止されてしまったよう。せっかくの遠足でおやつが食べられないのは少し寂しい気もするが…。
Yさん自身はおやつの廃止についてどう思っているのだろうか?
「ちょっと過敏になり過ぎている気もします。いくら食育のためとはいえ、おやつは遠足の大きな楽しみのひとつですからね。みんなでおかしを分け合うことで学べることもあると思いますので」
ちなみにYさんが勤務する小学校ではおやつの持参は禁止になっているのだろうか?
「私が勤務する小学校では遠足のおやつは続けています。ただ、昔と違って『500円以内』など金額による制限を付けるのではなく、『食べきれるだけの量を持ってくる』という、各家庭の判断に委ねたルールになっています。人気のおやつは、じゃがりこ、たけのこの里、ポテトチップスなど、昔とさほど変わっていないですね」
Yさんによれば、おかし自体を禁止するのではなく、学校側が配布するケースもあるという。これはおかしの内容による家庭環境の差を感じさせないための配慮だという。あれこれ配慮しすぎて、楽しかったおやつ選びができなくなってしまうのは、なんだかおかしな気もする。
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