住まいの雑学
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SUUMOジャーナル ピックアップ
2012年7月28日 (土)

「放出」「雑餉隈」「酒々井」… ぱっと見じゃ分からない難読地名たち

地名の日にちなんで、全国の読み方が難解な地名をピックアップ!
Photo: Polka Dot / thinkstock

7月28日は日本地名愛好会により“地名の日”と定められた日だ。この“地名”は、簡単に読めるものも数多いが、ときどき、電車に揺られて見知らぬ場所へ出かけてみると、どう読めばいいのかさっぱり分からない、珍しい地名に出合うこともあったり。今回はそんな、ちょっと変わった地名をいくつか紹介してみたい。

2ちゃんねるの「初見殺しの地名wwwwwwwwwwwwwww」というスレッドに、“確かに!”と共感できる珍地名が多数ピックアップされている。なかでもインパクトの強いものをいくつかご紹介しよう。

■放出(はなてん)
大阪府大阪市鶴見区と城東区にまたがる地域の名称。地名の由来は2説あり、ひとつは、この地から湖の水を淀川へ放出していたことにちなんでおり、水の「はなちてん」がなまって「はなてん」になったといわれている。もうひとつは三種の神器の一つ「草薙剣」を盗んだ道行が、神の怒りを恐れてこの地で剣を放ったという伝説に由来する。

■雑餉隈(ざっしょのくま)
福岡県の地名のひとつで、福岡市博多区南部と大野城市西部にまたがる地域を通称して呼ばれる。西鉄雑餉隈駅とJR南福岡駅に挟まれる地域は“第2の中洲”とも呼ばれ、飲食店や風俗店が多数建ち並ぶ。

■各務原市(かかみがはらし)
岐阜県南部に位置し、岐阜市や名古屋市のベッドタウンとして発展を遂げてきた都市。地名の由来は一説によると、古代に鏡作部(かがみつくりべ※銅鏡などの鏡をつくる特殊技能集団)がいたことからと言い伝えられている。

■浮気町(ふけちょう)
滋賀県守山市にある町。この辺一体が湿地帯で湧水が多く、水蒸気が漂う土地であったことから、このような地名となった。中世には北条氏の出である浮気氏の本拠地となり、現在の住吉神社の位置に浮気城があった。

■酒々井町(しすいまち)
千葉県の印旛郡にある町で、千葉・成田方面に対するベッドタウン。町名は親孝行息子が掘った井戸から酒が湧いたという伝説に由来する。

放出のある大阪には、実はまだまだ珍地名が。例えば杭全、これは“くまた”と読む大阪市東住吉区の町名だ。また御幣島(みてじま)、枚方(ひらかた)というのもなかなかハードルが高い。

もちろん、地域的にみるとアイヌ語由来の地名が多い北海道もあなどれない。長万部(おしゃまんべ)、留辺蘂(るべしべ)、興部(おこっぺ)など、知らなければまず読むことはできないだろう。

和歌山県の朝来(あっそ)、宮城県の五駄鱈(ごだんたら)など、まだまだ全国には首をかしげてしまう地名はたくさん。間違えたまま覚えて、恥ずかしい思いをしないように気をつけたいところだ。

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