住まいの雑学
kayakyoko
嘉屋 恭子
2012年7月3日 (火)

サッカー選手、移籍すると住まいはどうなる?

イギリスの名門・マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定している香川真司選手をはじめ、セレッソ大阪の清武弘嗣選手や柏レイソルの酒井宏樹選手が、それぞれドイツのクラブへと移籍するという。では、生活の基盤となる住まいはどうするのだろうか。気になるサッカー選手の住まい事情について調べてみた。

家探しを行うのは仮契約のあと! 短期決戦の家探しに

世界200カ国以上にリーグがあるサッカーは、日本国内のみならず、国境を超えての移籍が当たり前のスポーツ。昨今、ニュースを賑わせている香川真司選手は、ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍するが、そうなれば住まいもドイツからイギリスへと引っ越すことになるはず。その場合、家探しはどうなるだろうか。土地勘はおろか、言葉も通じないなかでの住まい探しはどう考えても大変そう。サッカー選手のエージェントをしているジャパンスポーツプロモーションの柳田佑介さんに話を聞いた。

「基本的には、国内移籍でも海外移籍でも、クラブが提携または取引のある地元の不動産業者に選手の希望を伝えて、物件をいくつかリストアップしてもらいます。代理人と契約していれば、契約交渉を行う中で住居の希望についてもあわせて移籍先のクラブに伝えます。基本的にはクラブが紹介する業者の物件の中から決めることになるので、クラブが住まいの契約をサポートするかたちです」(柳田さん)。

ちなみに家探しをするタイミングは、契約条件に合意して、仮契約を済ませてからとなるため、実際に物件見学をして、候補を絞り込むのは移籍が決まってからになるそう。華々しく見える移籍といっても、舞台裏は想像以上にバタバタのようだ。

海外の引っ越しはトランクひとつで完了?

また、気になる引っ越し費用だが、日本国内の場合は、移籍先のクラブが負担してくれるのがほとんどとのこと。確かに日本国内でも遠距離であれば引っ越し費用も嵩みそうだし、クラブが負担してくれるのは選手にとっても心強いはず。ただし、引越手続き自体は、選手自身が行うのだとか。「引越業者は選手自身や家族、友人の知っている会社に依頼する場合もあります。弊社では選手サポートの一貫として引越業者をあっせんすることもあります」(柳田さん)。

一方で、海外の場合はというと、引っ越し費用は選手の自己負担。というのも、「基本的に欧州の外国人選手向け住居は基本的な家具が据え付けられているところが多いので、引っ越しといっても衣服や身の回り品を運ぶくらい。奥さまやお子さんなどの家族がいる場合でも大きなトランクに荷物を詰め込んで移動するんです。生活必需品など必要な物があれば現地で購入するか、日本の親戚(実家等)から送ってもらうことになります」(柳田さん)。ちなみに、賃貸契約手続きは海外の場合はクラブに代行してもらえるのだとか。こんなところでも違いがあるようだ。

また、一流サッカー選手の住まいといえば、ラグジュアリーな豪邸をイメージするが、選手が住まい探しの際に重視していることなどはあるのだろうか。
「独身や既婚、お子さんの有無などによって、一概にはいえませんが、日本国内だと、サッカー選手は大きな車に乗っていることが多いので、駐車場を気にする選手は多いですね。あとは、練習場に近い、奥様の買い物に便利などのロケーション重視が多いです。海外の場合は不動産屋の常識なども違いますし、行って見てみないと分からないことが多いので、行く前に出せるのはロケーションや部屋数に関するリクエストくらいだと思います。部屋数をポイントに挙げるのは、家族や友人などが日本から来た場合に泊まってもらえるようにというのが理由です」。また、お子さんがいれば治安、学校の場所もチェックするという。

うーん、こうして移籍にともなう引っ越しの話を聞いているだけでも、家族のサポートがないとサッカー選手は続けられない印象だ。何はともあれ、香川真司選手をはじめ、清武弘嗣選手や酒井宏樹選手が早くくつろげる住まいを見つけて新天地で活躍できるよう、日本の片すみから応援したい。

■取材協力
ジャパンスポーツプロモーション
HP:http://www.japansportspromotion.co.jp/
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