7月クールのドラマは、東野圭吾の小説が2タイトル登場する。その内のひとつ「浪花少年探偵団」が、7月2日スタートを迎えた。原作は、1986年から1988年まで『小説現代』で連載された、東野圭吾作品のなかでもごく初期のものだ。
内容は、大阪・大路小学校の女教師・竹内しのぶ(多部未華子)が担任を務める6年2組の生徒たちが、大阪府警捜査一課の新藤(小池徹平)を巻き込みながらも、身の回りで起きた事件を解決していく姿を描くというもの。
このドラマの舞台は東野圭吾が生まれ育った大阪府生野区。実は彼の作品は、この大阪府生野区を舞台にしたものが多いのだが、独自に発展した韓国文化など、生野区には個性豊かな魅力にあふれている。そこで今回は、人気絶頂ともいえる作家を育てた街、大阪府生野区の魅力をご紹介したい。
【日本最大の生野コリアタウン】
東西600mに130以上もの店舗がひしめき合う生野コリアタウンは、歴史、規模、ともに日本最大。キムチをはじめとする食材、美味しい焼き肉や冷麺、チマチョゴリなどの衣装や小物まで、韓国ものなら何でもそろう。近ごろは修学旅行者やツアー客も多いのだとか。
【区の花をイメージしたゆるキャラ「いくみん」】
「広報いくの」100号記念企画で誕生。区の花“紫陽花”をモチーフにデザインされたルックスは、どうやら妖精らしい。区のホームページには、そんないくみんが多用されている。
【緑に囲まれた御勝山古墳】
古墳時代中期の5世紀前半につくられたと推定される古墳。円筒埴輪や土師器、須恵器なども出土している。中臣(藤原)氏の祖である大小橋命(おおおばせのみこと)の墓だといわれている。
【街中にあるハイカラな温泉】
昭和の雰囲気漂うノスタルジックな建物が印象的な源ヶ橋温泉。昭和12年に建った建築物は、平成10年に国の登録有形文化財に指定された。タイムスリップした気分で楽しめそう。
異文化が絶妙に混じり合う生野区。この多彩な感覚が、鋭くも人間味溢れる東野圭吾らしい推理小説を生む原点になったのかもしれない。
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