「家づくり」というと普通は建物を指すが、家は、外構や庭ができて初めて家らしいたたずまいが完成する。予算とのかねあいもあり「まずは家を建てて、庭や外構はあとからゆっくり……」と考えている人も多いはず。けれども、外構のなかでも近隣や道路と接する敷地の境界になる部分、塀や生垣、フェンスなどは見た目や防犯面を考えても、家づくりの仕上げとして、早めに整えたいものだ。
生垣の緑は家の表情を和らげ、家族や近隣の人々の目も楽しませてくれる。自分の家を良くするつもりが、近隣や街並みの景観も良くする。生垣が統一されている団地は、建物がバラバラでも街並みがきれいにみえる。また、年月が経って家が多少古くなっても、手をかけた生垣は年々良さが深まっていくのも楽しみだ。生垣は、見た目の美しさのみならず、防風、防火、防音、大気の浄化などにも役立つという。
仙台市では、仙台市内の市街化区域内の道路に面した場所に生垣をつくろうとする個人や事業者を対象に、「生垣づくり助成事業」を実施。植栽費用(苗木・支柱等の購入費、土壌改良費)の2分の1を助成してくれる。仙台市内の古い住宅はブロック塀を設けていることが多いが、地震の際に倒壊する危険があるブロック塀から生垣植栽への移行を促し、土砂崩れも軽減する観点からも重要な事業ととらえて、力を入れているという。
助成額は、助成対象の植栽費用の2分の1の額と植栽する樹木1本当たり2500円を乗じた額のうち、いずれか少ない額とし、全体で15万円まで。基準は、植栽延長が5m以上、植栽時の樹高60cm以上、樹木は1m当たり2本以上など条件がある。助成対象となる生垣をつくるためにブロック塀を撤去する場合の撤去費用も対象となり、塀面積1㎡当たり4000円を限度として、全体で15万円まで。
助成金の受付は各区役所の街並み形成課、宮城総合支所公園課、秋保総合支所建設課で、平成24年(2012年)2月末まで受け付けているが、着手予定日の3週間前までに申請が必要。また、平成23年度(2011年度)の予算内で行っているため、平成23年度(2011年度)の予算がなくなり次第終了となる。その他、条件や申請方法、申請書類など詳細はホームページで確認を。
仙台市各区役所街並み形成課
TEL:青葉区 022-225-7211
宮城野区 022-291-2111
若林区 022-282-1111
太白区 022-247-1111
泉区 022-372-3111
HP:http://www.city.sendai.jp/midori/1193818_2445.html
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