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田方 みき
2011年7月6日 (水)

【この家を選んだ理由1】 「広いルーフバルコニーを探したら川崎にたどりついたんです」

故郷が遠く離れている人が首都圏で家を買うことにしたとき、どんな視点で購入エリアや物件を選ぶのだろう。「実家の近く」「昔から住んでいたエリア」などのシバリがない分、選択肢が多くなりそう。そこで、今回は夫婦ともに北海道出身のYさんに、住まい探しの経緯を聞いてみた。

● Yさんプロフィール
夫 35歳、妻34歳
夫は大学進学で、妻は就職で上京。共通の友人の紹介で知り合い、4年前に結婚。夫は全国転勤のある仕事のため、結婚後は都内、大阪、再び都内で賃貸マンション暮らしをしていた。長男が生まれ、夫が東京都内勤務の仕事に転職したため、家を買うことを決意。
● 購入した新築マンションは
所在地 神奈川県川崎市(JR川崎駅からバス12分)
間取り 4LDK
床面積 85㎡(約45㎡のルーフバルコニー付き)

「新築マンションを買うと決めたとき、東京都23区なら何区がいいとか、どの路線の沿線がいいとか、そんなエリアに対する希望は二人ともまったくなかったんです。都内への通勤に不便がなければ、もうどこでもOK」
とYさん。となると、予算や広さを決めたくらいでは条件に合う物件がたくさん出てきてしまって、候補物件の絞り込みは難しそうですね。購入物件の条件は何でしたか?

「二人とも北海道出身で暑がりなので、北向きの部屋が希望。以前、南東向きの部屋に住んでいたとき、夏の朝の暑さに耐えられなくて(笑)。もうひとつは、これは絶対条件だったのですが『ルーフバルコニー』があること。当時、長男が生まれたばかりで、この子を毎日公園に連れていくのは面倒だなあって思ったんですよね。でも、家の中にばかりいると、親子でストレスがたまりそうでしょ? だから、子どもを遊ばせられるくらいの広さのルーフバルコニーがどうしても欲しかったんです」
エリアにこだわりがない分、物件は選び放題かと思いきや、この『広いルーフバルコニー』という条件がネックになり、探し始めると東京都23区内ではなかなか見つからなかったそう。

「ルーフバルコニーのある物件があまり見つからず、あったとしても都心だと予算オーバー。もともとエリアにはこだわっていなかったので、夫がインターネットで川崎の新築マンションを見つけて、すぐに決めちゃいました」
川崎には住んだことはなく、妻のYさんは購入前に1度物件見学に来ただけだったとか。
これから暮らす「街」へのこだわりって、ほんとうになかったんですね。

「そうですね。これが一戸建てを購入するとなると、その地域に根ざすという意識が強くなって、街選びにもこだわったかもしれないんですが、将来もずっとここに住むとは限らないという前提でのマンション購入だったので。でも、エリアへのこだわりがなかったことで、いちばん叶えたかったルーフバルコニーという夢が実現しやすかったのかもしれませんね」

希望を叶えられる物件になかなか出合えない、という人は多いが、Yさんのようにエリアにこだわらないことで希少性の高い物件を見つけられる例もある。住まい探しが難航している人は、エリアへのこだわりをいったん外して、これまで探していなかった沿線やエリアで探してみるのもいい。

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